性感染症を知りましょう
性感染症(STD)とは何ですか?
- 性感染症とは、広義には性器に関する感染症を表しますが、狭義には性行為あるいはその類似行為によって感染する疾患をさします。
- 性感染症は、性器が接触する事で感染するとの特徴を共通に有し、誰もが感染する可能性があります。
- 性感染症をとりまく近年の状況としては、十代の半ば頃から20代前半にかけての若年層に増加が報告されています。
性感染症(STD)にはどんなものがあるのでしょうか?
1.性感染症(STD)とは何ですか?
- 性感染症とは、広義には性器に関する感染症を表しますが、狭義には性行為あるいはその類似行為によって感染する疾患をさします。
- 性感染症は、性器が接触する事で感染するとの特徴を共通に有し、誰もが感染する可能性があります。
- 性感染症をとりまく近年の状況としては、十代の半ば頃から20代前半にかけての若年層に増加が報告されています。
2.性感染症(STD)にはどんなものがあるのでしょうか?
3.どうしたら、性感染症は予防できるのでしょうか?
- 性感染症は一人一人が注意深く行動する事によりその予防が可能な疾患です。
- 特に有効な予防方法としては、コンドームの使用が挙げられます。自分の体を守り、パートナーの体も守られ、双方にとって極めて有効で、かつ第一に選択されるべき性感染症の予防方法といえます。
性器クラミジア感染症
■主な感染経路
性行為によって感染する事が多いと言われています。性感染症患者の中で最も多い割合を占めています。また、オーラルセックスなどにより、咽頭にクラミジアが感染する事があります。
■主な症状
| <男性> |
- 排尿時の尿のしみ、濃い分泌物が少量出るなどの軽い自覚症状が出る場合が多いと言われています。
- 尿道炎、副睾丸炎、慢性前立腺炎等の発症が考えられます。
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| <女性> |
- 推定感染者数は年齢層により違いがありますが、女性は男性の2倍以上、特に15歳~19歳の間では、女性は男性の4倍以上の感染者がいると推定されています。
- 極めて症状が軽い為、自覚しにくい事が多いと言われています。
- 膣、子宮、尿道等に感染が広がる事があり、骨盤内炎症性疾患、子宮系肝炎などを発症する場合があります。
- 不妊症、子宮外妊娠、子宮がん、母子感染の危険も指摘されています。
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淋菌感染症
■主な感染経路
性行為によって感染する事が多いと言われています。性器クラミジア感染症に次ぐ症例数の多い、細菌性STDとされ、1回の性行為による感染伝達率は30パーセントと言われています。
近年の傾向として、オーラルセックスの頻度増加により咽頭から淋菌が検出される症例が増加しています。淋菌感染症の実に30パーセント程が咽頭淋菌陽性であるとの報告もあります。
■主な症状
| <男性> |
- 明確な自覚及び他覚症状が認められ、男性淋菌性尿道炎、精巣上体炎などの発症の可能性が考えられます。
- 男性淋菌性尿道炎になると、排尿痛、尿道分泌物が出現すると言われています。その感染が拡大すると精巣上体炎の発症の危険が考えられ、局所の痣痛、発熱、などの症状の可能性があります。最悪の場合、治療後に無精子症を生じる場合があります。
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| <女性> |
- 淋菌性子宮頚管炎を発症する可能性が考えられます。しかし、分泌物を生じても感染女性の多くは感染の自覚がないのが特徴と言われています。
- 感染が拡大した場合、腹膜炎を発症される可能性、産道に感染した場合は新生児結膜炎を招く事があります。
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性器ヘルペス
■主な感染経路
性行為及び、外陰部または口、口唇周囲から性器ヘルペスにかかっているパートナーとの接触により感染する事が多いと言われています。
■主な症状
| <男性> |
- 感染初期は性器にかゆみや違和感を伴った1ミリから2ミリの複数の水泡が出現し、1週間前後に最も重症化する症状が一般的といわれています。病変は亀頭、陰茎体部が多いと言われ、ホモセクシャルの肛門性交では肛門周囲や直腸粘膜にも病変が出現する事があるとも言われています。
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| <女性> |
- 発症すると、高熱を伴うことがあると言われています。大陰唇や小陰唇から、膣全庭部、会陰部にかけて浅い潰瘍性または水疱性病変が多発する事が多いとの報告もあります。痛み、排尿難、時には歩行が困難になる例も報告されています。
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尖形コンジローム
■主な感染経路
感染経路の大部分が性行為、あるいはその類似行為によって感染するといわれています。
■主な症状
| <男性> |
- 陰茎の亀頭、包皮内外板、陰嚢などに乳頭状腫瘍が発生すると言われています。また、肛門内、肛囲、尿道口に好発する傾向もあります。
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| <女性> |
- 大小陰唇、膣前庭、会陰、膣、子宮膣部に乳頭状腫瘍が発生すると言われています。また、肛門内、肛囲、尿道口に好発する傾向もあります。
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HIV感染症 / エイズ
エイズ、と聞くと、特別な病気という印象を持たれる方が多いとかもしれません。しかし、今や世界的には“性感染症/HIV感染(エイズ)”という表現が常識的になっており、エイズと他の無症候の性感染症と同じグループの感染症であるとの理解がかなり行き渡っています。
エイズとは、一般的に、後天的な免疫不全状態が生じ、その結果、日和見合併症が生じた状態であり、HIV感染症以外にその免疫不全を説明する原因が存在しない場合に、エイズに感染したと言う事ができます。
エイズを特別視するのではなく、エイズ以外の感染症に感染して局所が荒れている性器にはHIV(エイズウィルス)がとりつき易いという認識が大切です。他の性感染症に掛かっている方は、通常の3~4倍も性感染症としてのエイズに感染し易い事を知っておくべきでしょう。
エイズを含め、性感染症の第一の予防策は、コンドームを使用した安全なセックスを心がけると言う事です。 |